デジタル戦略で生まれ変わるカインズ。ホームセンターからIT小売企業への変遷の軌跡【前編】
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ここの組織改革の部分が、大企業にとって参考になる。
「まずEコマースのチームを、デジタルマーケティングのチームとEコマースオペレーションのチームの2つに分解し、デジタルマーケティングチームにはカインズ全体の売上4,000億円のために仕事をしてもらうように変えました。」
注目のコメント
1年前、表参道に「CAINZ INNOVATION HUB」を開設し、順調にIT小売業へと変身を遂げているカインズさんのインタビュー!
攻め(売上拡大)のDXから始めて、これから守り(生産性向上)のDXへ取り組むという難易度が高い流れですが、DXの基本を押さえて実行してきたことが伺えます。
・デジタルマーケティングはEC売上を上げるためではなく、カインズ全体の売上を上げるための役割へと変えた
・デジタル戦略を推進するための新会社を設立し、プロ人材を獲得
・デジタル用語は使わず、社内から信用される言葉を使う
・成長ストーリーを描き、ゴールを明示する
後編が楽しみ!となりのカインズさんで衝撃的な成果を上げており、DXカンパニーとして個人的にいま一番熱いカインズ。
その立役者であるらしい2019年7月入社の池照デジタル戦略本部長のインタビュー。
金言がいっぱい。
>かつてのカインズのデジタル組織は、Eコマースのためのものだったが、Eコマースだけでなく、カインズ全体の売上のためのデジタル組織づくりに着手。
デジタル人材獲得のため、表参道に拠点を設置。本社とは違う就業規則を導入するため、新会社を立ち上げた。