大坂なおみ、全豪2年ぶりV テニス四大大会4勝目
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大坂なおみ選手が2度目の全豪オープンを制した。心から「おめでとう」、そして「ありがとう」と言いたい。
おそらく、男女合わせて大坂選手がいま最も爆発的で素敵なテニス選手ではないかと思う。
日本人であるとか、ないとか、もちろん少しはあるのだけれど、そんなものを飛び越え、プレーを見ていて、こんなにワクワクする選手は久しぶりだ。
その昔、いつもグラフに競り負けるサバティーニが大好きだったのとは、かなり意味が違う。
性差を超えてチャーミングなのだ。圧倒的に強いのに可愛いのだ。こんな選手は見たことがない。
シャラポワ以来、ショットのたびにこの世の終わりかと思うような声を張り上げる選手が多い中、大坂選手はどんなに深いショットも、鍛え上げた脚力で追いつき、淡々とより深いショットでお返しする。
まれに感情が揺れるのは、自身のプレーに納得がいかなかったときだけた。
2018年、全米オープンで憧れだったセリーナ・ウィリアムズを倒して、グランドスラム初優勝した時の優勝セレモニーは、あまりに異様だった。
勝者に浴びせられた容赦ないブーイング。セリーナを称え、大坂を顧みない大会幹部。そんな中、大坂選手が「こんな結果になってごめんなさい」と謝った瞬間から、時計が動き始めた気がする。
今大会、準決勝であたったセリーナを大坂は、まさに一蹴した。
年間グランドスラム、いけるんじゃないか。大坂選手、本当におめでとうございます。四大大会初の決勝進出を果たしたブレイディ選手とは昨年の全米準決勝でフルセットの接戦にもつれましたが、やはり大舞台の経験を含め総合力で勝っていました。
今大会の大坂選手は第1サーブの成功率が低くても、持ち味のパワーに頼らない戦術の向上が見られました。大事な場面で集中力を発揮し、心身のバランスも整っていました。まさに優勝すべくして優勝したと言えるでしょう。
気が早いですが、これで年間グランドスラム(四大大会全制覇)への挑戦権を得ました。今年は五輪イヤーでもあり、金メダルを獲得すれば年間ゴールデンスラム(5冠)と夢が膨らみます。全豪オープン優勝おめでとう!!凄すぎる。偉業なんだけど、もう23歳で女王、当たり前に思えるから不思議。ほんの二年半前に全米でセリーナとの「あの」初優勝から4勝目。
全米全豪全米全豪とハードコートのグランドスラムで四勝。過去六回のハードコートのグランドスラムのうち四勝。これはもうハードコートではこの混戦で誰も頭が抜けないと言われた世代から頭ひとつ抜け出しただけではなく、支配的な力を示している。
このままハードコートで無双の強さを続けて欲しい。そして、オリンピック、全仏、全英、と狙っていって欲しい。
サーブや一髪の強さはデビュー時から兼ね備えていましたが、体を絞り、フットワークが弱みから、むしろ他を圧倒する強みに変わり、それにより不利な体制からもカウンターを打ち込み、精度をあげ、ミスを減らし、ストロークそのものがサーブ以上の武器に昇華した。
加えて、多方面で言われるメンタルの成長。
ハードコートの次に支配するとすると、当初は全英かなと思っていましたが、この分だと全仏の方が早そうですね。今から全仏が楽しみですね!