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米予算長官の承認微妙に=身内議員造反、政権痛手

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    上智大学 総合グローバル学部教授(現代アメリカ政治外交)

    民主党上院議員の中で最も共和党寄りのマンシンとシネマ。ようやく「面目躍如」。タンデンは党派的な言動が多く、そもそも最も承認が難しい任命でしたが、人事承認はフィリバスターをやめてしまったので、民主党さえまとめれば通るはずでした。一方で、この民主党内保守の二人や共和党側の穏健派(マカウスキー、コリンズ、ロムニーら)数人で物事が決まってしまうのは、分極化の中、長年話し合いと妥協を前提としていたはずの議会運営が大きく変貌したことを意味します。


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    拓殖大学大学院 客員教授

    やはりアメリカの上院議員は筋が通った発言をする。所属政党の重鎮に絶対服従を誓ったり、所属政党の案に無条件賛成したりしないで自分の意思を明確に述べている。どこかの国とは違って。


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