コロナワクチンの大半を日本国内で製造へ アストラゼネカ
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医薬品メーカーのJCRファーマ(兵庫県芦屋市)は12月30日、英製薬大手のアストラゼネカと、新型コロナウイルスワクチン原液の製造について業務請負契約を結んだと発表した。来年1月から製造に乗り出し、国内での安定供給に寄与する。
アストラ社のワクチンは英オックスフォード大との共同開発。日本政府と1億2千万回分を供給することで合意しており、国内での臨床試験の結果を踏まえ、承認申請する見通し。
JCRによると、11月から試験製造を始め、品質に問題がないことを確認したという。今後、室谷工場(神戸市西区)で国内供給分の大部分のワクチン原液を製造する。
https://www.kobe-np.co.jp/news/keizai/202012/0013975661.shtml
注目のコメント
2-8℃の冷蔵で運搬保存可能な
アストラゼネカ社製ワクチンが
国内製造となり、
-80℃から-60℃での保管が不可欠な
ファイザー製は国際輸送をすると言う
壮大な矛盾。
逆だったらエネルギー資源の浪費は
かなり抑制出来たのにと思います。
もちろん技術的な問題なども
あるのだろうとは思いますが。
ファイザー製ワクチンは
mRNAを油脂膜で包んだ
mRNAワクチンです。
アストラゼネカ社製ワクチンは
mRNAワクチンではありません。
仕組みの一部は酷似していますが。
別物と考えた方が良いです。
チンパンジー由来の
一般的な風邪の原因のひとつ
アデノウイルス(二重鎖直鎖状DNAを持つウイルス)
を弱毒化し、
ヒト細胞に感染はしますが、
ヒト体内で増殖しないように処理をして、
そこにSARS-CoV-2ウイルス表面の
スパイク蛋白質の遺伝物質(DNA)を
組み込んだものを使用します。
ワクチン接種後、
SARS-CoV-2スパイク蛋白質が
体内で生産され抗原提示されることで、
身体の抗体産生を促し記憶させ、
感染時の免疫応答を強化する、
と言うところは
mRNAワクチンと同じです。
ウイルスベクター(運び屋)ワクチン
として分類されることが多いかと思います。
感染した細胞内で異種蛋白を作る過程が、
ウイルス感染時の過程と似ているので、
自然感染時の様な免疫応答が起きる
ということで期待されています。アストラゼネカのワクチンは、mRNAワクチンではなくベクターワクチンだ。そして、このベクターワクチンは、運搬役のアデノウイルスに対する免疫反応を起こす可能性があるという報道を見たことがある。また、フランスでは、当人たち自身がアストラゼネカ社のワクチンの効果を疑い、医療従事者への接種が進んでいないらしい。これに対して、感染症専門医のバンジャマン・ダビド氏は、アストラゼネカ社のワクチンも効果的だと言う一方で、65歳以上の人には勧めないとも述べていた……。
こと、コロナワクチンに関しては、G7の中で日本は一番劣等生のようなポジションになってしまっています。
→G7の中で、コロナ感染者数が相対的にも絶対的に見ても、少ないのでしょうがないと言えばしょうがないかも…
その中で、このニュースは朗報ですが、実際に円滑な接種が出来ないと意味ないです。
この点では、河野大臣が管掌してくれているので、COCOAの二の舞いにはならないとは期待していますが、医師会はちゃんと協力してくれるのかが心配です。