AmazonやGoogleが、「雑談できるAI」を熱心に研究する“超現実的”な理由
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これ、本質的な人間のコミュニケーション力を磨くことで、AIが目指す方向性に沿った話。
人間でもコミュニケーション力が高い人というのは、何気ない会話から相手の気持ちを察し、相手に対する理解を深め(※情報を得る)ることができる人です。これをAIで実装し、「人間の可処分時間を奪いながら個人情報を得る」という目的に使えるわけですから、今のSNSなどのインターネットサービスと同じです。
高齢化社会、withコロナ社会、心の安定、などこのご時世、色々とサービスとしての付加価値を高める余地もあり、AIの精度が上がってくると様々なサービスの形で出てきますね。昨年コロナ禍に入り、リモートワークに完全にシフトすると、ミーティングの時間は基本が1時間から30分へと変わり、そうか意外と会話している雑談がなければ、ミーティングは15分から30分でも全く問題なく進めることができるものだなと感じました。至る所でリモートワークにより効率よいミーティングの仕事のスタイルを言われていたのですが、そこから今度は雑談の重要性について色々なところで、取り上げられております。
雑談は一見意味のない時間となりそうですが、雑談から見える人と人との信頼関係、相手を知るきっかけ、何気ない雑談のコンテンツから見出す新しい気づきやイノベーション、こういったものを生み出すことに気がつくわけですよね。
雑談は、やはりどれだけ双方の相手を知るかというところで信頼がうまれるわけです。
相手がAIですと、自分にはおすすめや気になるトピックで問いかけてくれると、お、自分をわかっているじゃないかと、自分の心をくすぐりはじめます。
一方自分にとって、相手が人間でないAIにどれほど興味を持ってこのAIを知りたいと思うのかというところが、関わってくるのではないかと思います。AIの学習度により、雑談のトピックや質問回答ののヒット率があがってきたり、その過程における成熟度合いに興味を持ち、AIを信頼できるようにまでなると、システムとはいえAIとの雑談が楽しく成立するのではないでしょうか。LINEのバーチャルアシスタントClovaで、雑談AIのシナリオを企画していたプロは、恋愛ゲームから学ぶことが多いと言ってました。
恋愛ゲームの会話シナリオは、相手を惹きつけたり揺さぶったり、様々なテクニックが駆使されているようです。AIに恋するのも、時間の問題かもしれません。