「台湾のコロナ成功」には続きがあった──オードリー・タン氏講演から
Newsweek日本版
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『アプリを開発したのは、一般企業に勤めるエンジニアの男性。Googleマップ上にマスクを販売する薬局などの店舗を表示し、店舗側がマスクの在庫数を入力することで、どの店にマスクが残っているのかを地図上で確認できるというアプリだ。
非常に便利なアプリなので利用者が殺到。ところが、Googleマップは一定数を超えるアクセスがあれば、利用料が従量課金される仕組みになっている。マスクを求める消費者がこの地図に一気にアクセスしたため、開発者の男性に巨額の請求書が送付されることになってしまった。
一人で払える金額ではない。そこで、この男性はエンジニアのオンラインコミュニティに相談。そのやりとりを見たタン氏がすぐに、台湾の総統に直接掛け合って、政府が利用料を支払うことになった。』(本文より)
田村厚労相や平井卓也デジタル相に聞かせてやりたい。