【3分ハイライト】6年ぶりのトップ交代。ホンダ新社長は何者か
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6年でも長いほうなのかもしれませんが、トヨタのように創業一族が任期を考えずにトップをやる方が強いと思います。
どうしても任期があると短期的な視野になってしまいます。
ホンダの新社長はどのようなカジ取りをするのでしょうね。
注目のコメント
変化が求められる時代に躊躇なく判断できる新社長ということがアピールされています。
個人的には、技術トップでありEVや電動化に詳しいというのはもちろんですが、元々本流のエンジンのトップであったことが注目と思います。電動化に舵を切り、聖域なきアライアンスを推進するとすると、「エンジン系からの反発が一番の問題」となるでしょう。そこを説得し、新しい方向性へ舵を切らせることができる新社長、という狙いであればホンダの本気度が伺えます。
私の昔からの印象では、ホンダは元々新しい技術や開発に積極的な会社というイメージです。以前、とあるメーカーエンジニアの方から「村上君は本田が向いている」と言われたことが思い出されました。
新社長のコメントピックアップ:
「電動化の難しさは十分理解しています。EVという商品を作ればいいという簡単なものではなく、商品はもちろん、調達や生産、売り方の戦略も同時に進むことで、初めてEVという商品と事業性が両立すると考えています。」
「ホンダが描く新しい価値を早期に実現するために、必要であれば、たとえば、外部の知見の活用やアライアンスの検討なども含めて、躊躇(ちゅうちょ)なく決断、実行していきたいと思います。」ホンダの6年ぶりの社長交代が発表されました。
現職の八郷社長が3月いっぱいで退任し、後任には本田技術研究所の社長、三部敏宏氏が後任となります。
個人的に一番注目したのは三部・次期社長が会見で2回に渡ってアライアンスに言及した点です。ホンダはこれまで業界の中でも「自前主義」の色合いが特に強いとされてきました。100年に1度とも言われる変革期にあって、三部さんが「ホンダらしさ」をどの領域で出していくのか、注目したいと思います。
この記事では、論点が多岐にわたった会見の模様を、コンパクトに纏めています。ぜひ御覧ください。