東証続落、終値218円安 一時3万円割れ、過熱懸念
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日経平均株価は218円安と3日続落となりましたが、3万円台はキープしました。
米国株はNYダウが119ドル安と4日ぶりに反落、ナスダックも4カ月ぶりの3日続落で、今朝の東京市場もナスダック・ハイテク安などを嫌気し、朝から3万円を割り込んで始まりました。
前場は3万円台に盛り返しましたが、後場は日銀のETF購入抑制観測もあって、再び軟調に推移、一時388円安まで下げる場面もありました。
今年唯一負け越す金曜日、週末で売買低調、ポジション整理が優勢でしたが、最後は下げ渋って引けています。
前日下げた半導体・電子部品の反発が目を引きました。
週を通せば497円高と3週続伸、週初から30年半ぶりの3万円乗せに沸きましたが、週末にかけ過熱警戒感から一服です。
来週は月末週で日米共に経済統計が多く出ます。
想定より早くに3万円到達、ファーストリテイリングやSBGなど特定値嵩株に偏った過熱感を冷ましながら、業績再評価で裾野を広げるところと観ています。本日は、これまで日銀がETFを買いそうな条件が揃っているマーケット環境でしたが、日銀はETFを購入しなかった様です。
高値圏なので下支えする必要が無く当たり前といえば当たり前ですが、3月の金融政策決定会合には注目してます。恐らく資産買い入れの出口戦略というより、資産購入戦略の見直しはあるかもですね。
・日銀、市場急変時のETF積極買い入れを明確化へ
https://jp.reuters.com/article/boj-etf-policy-idJPKBN2AI173