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「あの人は地頭(じあたま)がいい」という言葉をときどき聞きますが、そもそも「地頭」とは何なのか。いつから使われるようになったのか。さまざまな人に取材してまとめたユニークな特集記事です。

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そもそも「地頭」という言葉はいつから使われ始めたのだろう。「地頭力ブーム」の火付け役ともいわれている、『地頭力を鍛える 問題解決に活かす「フェルミ推定」』(東洋経済新報社)の著者でビジネスコンサルタント・著述家の細谷功氏に尋ねた。

「この本を出版したのは2007年12月です。『地頭』という言葉自体はそのころすでにコンサルティングファームや人事採用の世界ではよく使われていました。ただ、その定義は曖昧だったので、私なりに『地頭力』というものとして定義し、本にまとめようと思ったのです。10年ほどコンサル業界で働いて、優秀なコンサルタントには共通する能力があると感じていましたから。

でも、一般にはまだ流通しておらず、企画し始めた2006年ごろに『地頭力』をインターネットで検索すると、25件くらいしかヒットしませんでした。そのうちの半分は鎌倉時代を中心に土地の管理などを行った職名の『地頭(じとう)』についてのもの。頭のよさを意味する『地頭(じあたま)力』としては雑誌に掲載されていた高校ランキングの記事が1件あるくらいでした。

でも本を出版後しばらくして検索してみると、30万件くらいヒットするようになっていました」
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