国境の2離島が消失か、存在を確認できず…領海やEEZに影響する恐れ
コメント
選択しているユーザー
世界屈指の地震国であるとともに 火山国でもある日本では、広範囲に及ぶ強い地震や大規模な洋上での火山噴火などで、細かい地形の変化が起きるのはさして珍しいことではない。 ここに報じる二つの離島の「消失」云々がニュースになるのは、当然ながらロシアの存在を主に意識してなのだろうが、私には大仰に取り上げ過ぎのタイトル、といった感がなきにしもあらずだ。
それよりも、太平洋への通路の確保を狙い挑発行為を繰り返す中国に備えるためにも、 尖閣列島や小笠原諸島の無人の島々に対し、領海や EEZ (排他的経済水域) の権益確保のための調査や警戒を、倦まず弛まず 継続的に実施して行くべきだ。 何しろ我が国最南端の領土 沖ノ鳥島を、中国は「島ではなく、岩」と見做し、EEZ の適用外に当たるなどと、執拗に主張しているのだから。
注目のコメント
島の定義は、国連海洋法条約によれば「満潮時にも水没しない自然に形成された陸地」とされています。この解釈で物議をかもすことがあるのは皆さまご承知の通りです(沖ノ鳥島やイギリスのロッコール島など)。今回問題となっているのも、人が定住できないような岩同然の島ですので、EEZなどでよほど重要とされない限りは護岸などは難しい場所なのではないかと考えられます。
日本政府としては沖ノ鳥島の手前、岩同然とはいえ自然に形成された陸地である以上、島であるという立場をとっていますから、少なくともその実態については把握していなければならないという建前になります。
函館のあたりは津軽海峡で潮の流れが早く、また新冠のあたりは日高本線を廃線に追いやったような荒波が直接浜に打ち付ける場所です。日高本線の護岸工事のときには、石かごや消波ブロックをいくつか流し去ってしまうほどの波が打ち寄せたこともありますから、完全な保護はなかなか難しいものがあると考えられます。これによって失うEEZの面積よりも、西之島の拡大で得られたEEZの面積のほうが大きいでしょう。
なお温暖化が進めば、おそらく沖ノ鳥島は完全に失われることになるものと思われます。人口等は国境の境界線に影響を及ぼすことが出来ない。自然島の消滅は、温暖化を含む地球環境の変化により、今後続出する可能性があるので、実は相当な深刻な問題。加えて国境離島に生活の事実があることは、他国からの知らぬ間の乗っ取りの制限することに繋がるため、無人化の問題もセットで考えていく必要がある。
小さな島嶼が消え新たな島嶼が出来るのは、
他の方も書いてますが日本の歴史上
珍しいことでは無いはず。
重要な島嶼にはセンサー設置や
複数機ドローンによる
24時間監視体制などを
配備して24時間監視とか
出来る時代かと思うのですが、
なぜにやらないのでしょう?
それこそ国土消失に
関わることなのですから、
優先事項は高いはずですしね。