ビットコイン、騰勢止まらず5万2000ドル超え-連日の高値更新
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この記事に、スクエア、ペイパル、マイクロストラテジー、テスラ、BNYメロンなどの仮想通貨に対する取り組みが分かりやすくまとめられてます!
つまり暗号資産はこれまでの「一部の暗号資産ファンのオモチャ」のステージから「ビジネスとしての暗号資産」のステージへと駒を進めているのです。
https://media.rakuten-sec.net/articles/-/30929ビットコインは否定派でした。
なぜなら価格の根拠が無く、本当に人間の信仰心のみによって価格が変動していると見ていたからで、極端に言うと価値が0になる可能性もあるのでは無いかと思っていました。例えば世界的に急に「ビットコインてやっぱ意味なくね?」という信仰が生まれれば、テスラが買った15億ドル(でしたかね?)分のビットコインは、テスラに売った人が現実的な通貨として15億ドルをテスラから貰ったようなものになり、テスラは取り戻すことは出来ないということになります。
それが怖いなと思っていました。
しかし、昨日のWEEKLY OCHIAIを見て少し考え方が変化しました。まだ信頼しきれていませんが悪くないのかもとは思い始めました。
理由は2つあり、
1つはビットコインの価格根拠は「電力を生み出すコスト」とも言えるという点です。金の価格根拠が採掘コストとも言えるのと同じように、ビットコインの価格根拠はマイニングコストとも言え、ニアリーイコール電力を生み出すコストという事でした。なるほど、それであれば価格が0になることはあり得ないのかと感じました。
そしてもう一つはナイジェリアやベトナム・フィリピンといった地域でのビットコイン保有率が高いということです。保有率であって保有量では無いと思いますので注意が必要ですが、保有率が高い背景は「その国の通貨に対する国民の信頼が低い為、より安全と思われるビットコインに投資している可能性が高い」のだそう。
それは要するにどちらかと言うと治安が悪い国・後進国などでビットコインを持っている人が多いと言うことになり、先日のテスラの買いでビットコインの価格が高騰したということは、後進国の人々が保有するビットコインの資産価値も上がったわけで、これが保有している人はみな平等に上がったという当たり前の事が実はミソなんじゃないかと思ったわけです。
ちょっとまだ確信にまでは変わっていないのですが、ビットコインにより「世界的な富の再分配」「世界的な格差の是正」が起こりうるのではと考えました。
それならビットコインも無しではないのかもしれません。
ただし現段階での世界的な格差の是正が必ずしも良い事かはわかりません。
ビットコインの総量と世界人口も関係するかと、浅知恵ながら考えております。米国の長期金利(10年債)から目が離せません。チャートを毎日見てチェックしています。1.3%を超える高い水準。次は1.5%を超えると株式市場に悪影響の可能性→BTCにも悪影響の恐れがあります。
米国の長期金利(10年債)チャート
https://fund.smbc.co.jp/smbc/qsearch.exe?F=mkt_bond_detail&KEY1=BUSG.10Y/USGT
上昇の要因は以下の2点と想定しています。
①お金が余っている
②BTC(ビットコイン)がお金の代わりになろうとしている
関連記事は以下の通り。
①日米中央銀行(FRB・日銀)のバランスシート(資産残高)推移 / ドル円レートに影響も(21/1/14更新)
https://finance-gfp.com/?p=2253
FRBの総資産に注目。債権買い入れプログラムで大量の債権を購入している=市場に現金をばらまいている状況です(日本も同様)
なので、キャッシュが余っており、投資先としてBTCが選択されています。
②焦点:ビットコインでテスラ車購入、どうなる決済の仕組み
https://jp.reuters.com/article/bitcoin-tesla-idJPKBN2A90HO
BTCを会社の資産として運用→顧客が購入時にもBTCでの直接支払いOKにする可能性あり。テスラ株はBTCと連動して動くことになるので注視する必要があります。