モデルナ、米への追加ワクチン供給前倒し 2回目は5月末めど
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モデルナ社のワクチンは、現在日本では承認されておらず、報道は米国の話題です。「米国での生産スケジュールが遅れ、それに伴い1回目の供給は遅れているが間もなく出荷し、2回目・3回目は逆に予定を前倒しする」との現在の見込みに関する件です。
当ワクチンは、日本では、武田薬品工業が臨床試験を担当し、当ワクチンの承認を目指すとの報道がありました(2020年10月29日付)。当時の報道では、「2021年前半より5,000万回の接種分を輸入し、日本において供給する予定」とのことですが、現状では、2021年前半に供給が実現することは現実的に不可能と思われます。
武田薬品工業のプレスリリースでは、「2021年1月21日に、国内での臨床第1/2相試験(臨床初期~中期試験、成人被験者200例を対象)に、安全性および免疫原性を評価するプラセボ対照試験を開始、最初の被験者に治験薬の投与が行われました」とあります。「免疫原性」のテストということで、臨床的な有効性の代わりに「中和抗体活性」で評価するという試験デザインと思われます。おそらく、この臨床試験の成績をもって、臨床第3相(後期試験)を外国のデータと「ブリッジング」して、有効性、安全性を検討することになるのだと思います。
今後に期待されます。そんななか日本は厚労省がタラタラしまくりで承認が5月中旬って… 本当に意味不明すぎ…
モデルナは16日、2回目の米国向けコロナワクチン1億回分の供給について、これまでの計画を1カ月繰り上げ、5月末までに実現すると発表した。米は夏頃にはコロナ終息でしょうか。世界中にワクチンが行き届くのは、来年までかかりそうですね。
五輪開催はどうなるか。少なくとも国内の感染が落ち着いていないと選手が来日したくないでしょうね。