代理権ない親族も引き出し可能に 認知症顧客の預金
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2030年には認知症高齢者の保有資産が200兆円にのぼるという試算もあります。
少しでも経済を回すために、眠れる資産を呼び覚まそうというのでしょうか。
それが本人のためであるならばとても素晴らしいことだと思います。
そしてできれば、親族にはお金を触らせずに済む方法がお互いにとっていいかと思います。
例えば親族が入院費の請求書を窓口へ持って行き、銀行から直接病院へ振り込んでもらうような手続きでいいと思います。
注目のコメント
銀行で相続を扱ってましたが遺書があるのとないのでは親族の手間が全く違います。また遺書がないと身近な人が使ってしまうことなどによる相続の問題が発生し親族間で泥沼化します。
相続に加えて生前から死後の寄付も取り決めれる制度もあるので(ギビングプレッジとも言われている)、格差社会の是正の観点からも特に富裕層の方には検討してもらいたい。
https://www.sankei.com/smp/economy/news/200803/ecn2008030022-s1.htmlお。
『親族などに成年後見制度を利用できないなどの場合には極めて限定的な対応として法的な代理権がない親族らの引き出しも認める』の【限定的な対応の具体的な部分】を知りたかった!
…というわけで調べたのですがうまくヒットせず。
調べた中では、朝日さんが今の段階では一番詳しいようです。
【全国銀行協会が新たに示した考え方】
1、認知判断能力の喪失を確認
→本人との面談、診断書提出、担当医への聞き取りなど。
2、本人の利益に沿う支払いかを確認
→医療費明細などの証明書類があるか。
これを読む限り、認知機能喪失確認が『本人面談』と『診断書提出』では、かかる時間もかかる費用も信用度も大きな差異がありますが、どの方法を選択するかは金融機関によって違うのかな?
2は納得です。
成年後見制度は親族がなれるとは限らないうえ一度認定されると原則リコールできないことから嫌厭されているし、とは言え、親族管理では経済的虐待のリスクはあるため対応できないし、認知機能低下の本人を窓口に連れて行き手続きをするのは困難(無理)だし、なかなか悩ましいところではあります。
もう少し詳細を待ちます。一時期、銀行の窓口で働いていました。認知症のお客様は、代理人の選任も難しかったりするので、この取扱はいいですね。困るのは、毎週カードや通帳を無くしたと窓口に来るお客様。手数料もかかるので、なんとか身内の方にサポート頂きたいのですが、個人情報保護の観点から家族の方にも取引があること自体を教えられないので苦しいところです。成年後見まで行くにはなかなか難しいという思います。