野中 郁次郎氏に聞く経営戦略、なぜトヨタは今になって社員手帳を作ったのか
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注目のコメント
野中氏の経営戦略論は実践的でわかりやすい。
企業経営を巧みなレトリックで人が主役の「物語り」にたとえ、プロット(筋書き)とスクリプト(台本)が役者の身体に染み込んでこそ戦略が実践されると説く。
モノが巷に溢れ、イノベーションによる価値創造力が企業の競争優位性として重要視され、ひとや時間を関数に入れたダイナミックな戦略論が注目されている。
AIやデータによるデジタル化が進展しても経営の根幹はひとをどう活かすかであり、企業もひともたゆまぬ行動、実践があってこそ成長できるのだろう。Common good /公共善
ここでいう実践、身体化はアクション、インターラクト(interact=ふれあい、双方向な交流)のことで
実践を伴わない戦略は無意味。
物語を徹底的に身体化させる、それも個人、チーム、組織、環境が一心体になって身体化する仕組みを構築することが大事といっている。人間中心のより良い生き方を作って行く。
コロナ禍の様な逆境の中でこそ、人とヒトの関係や理念の様なものが大事になるということかなと思います。