学生のうつ症状を85%の精度で検出 スマホと活動量計でAI監視 カーネギーメロン大学など開発
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Open Accessになっているので論文は下記から参照できます。たまに信頼性が疑わしい論文が紹介されていることがありますが、この論文はACMという計算機科学では有名な団体の査読付き論文誌ACM Transactions on Computer-Human Interaction (TOCHI)で採択されたものです。もちろん、数人の査読者が採録の可否を評価しただけなので100%の技術的保証はありません。
ちなみに、AIとは書いてありますが深層学習ではなく旧来の機械学習技術を使っていて、論文の新規性はむしろ特徴量のデザインにあるようです。これも、古い機械学習だからAIと呼べないということはありませんがAI=深層学習、とお考えになる方が多いと思うので念の為。
Detecting Depression and Predicting its Onset Using Longitudinal Symptoms Captured by Passive Sensing: A Machine Learning Approach With Robust Feature Selection
https://dl.acm.org/doi/10.1145/3422821138人中に、統計的に意味のある数のうつ症状の学生さんがいた、という事が心配です。。。
「大学生138人で実験を行い、学期後の抑うつ状態の有無を85.7%の精度で検出し、症状の変化を85.4%の精度で検出したという」