1瓶6回分のワクチン注射器が不足、メーカーに確保要請中=官房長官
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口ぶりから焦りが伝わってきますね。官房長官の仕事はコロナ対応だけではないのに、大変です。
ただ『注射器や瓶に残ったワクチンについては廃棄ということになると思う』という言葉が少々引っかかります。
1瓶あたりの接種回数が6回から5回に減ると余りが出るのは自然なことで、衛生的にそれを廃棄しなければならなくなるのも当たり前です。
しかし、『これまで国内で用意されている注射器では5回分しか接種できないことが分かった』という文言から、1瓶あたり2割弱もの廃棄が出ることは予想されていなかったことがわかります。
加えて、『厚労省で今現在、この注射器の確保に向けて複数のメーカーに働きかけを行っている最中』などと注射器の確保に関しては具体的な対策を示す一方で、『廃棄ということになると思う』と、廃棄の詳細については明言を避けています。
汚染の可能性がある医薬品の処理はきわめてデリケートですから、特に今の情勢ではかなり気になるところです。
とはいえ予想されていなかったことですから、まだ決まっていないのも無理はないことです。
今後、本当に大量の廃棄が出るのなら、その処理について早急な発表が望まれます。