ロイヤルホストは今期280億円の赤字、リッチモンドが重荷に
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ロイヤルホールディングスの事業領域の広さに1番驚きました。
事業多角化はポートフォリオ経営、市場の変化に柔軟に対応できる反面、マイナスサイドに大きく引っ張られることもあるという教訓になります。
注目のコメント
機内食に外食、ホテル…、どれもコロナ直撃産業でキツイ。(涙)
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積極的なM&Aにより、ロイヤルホールディングスは大きく5つの事業を持つこととなります。外食事業、高速道路などの食堂を運営するコントラクト事業、機内食事業、ホテル事業、食品事業です。
(中略)
リッチモンドホテルは2019年3月に門前仲町、天神、5月に京都など、新たなホテルを次々とオープン。特に京都は関西の旗艦店として位置づけられ、期待の高い物件でした。この年は先行投資としての開業費用が嵩んでいたのです。2020年に飛躍する準備をしていたともいえます。ロイヤルホールディングスは、ホテル事業への依存度を高めていました。
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オリンピックイヤーである2020年をターゲットに開業予定だったホテルは多い。急に止められるものではないので(土地の仕入れや建設などは数年前から着手しているし)開業はせざるを得ない。
京都などはインバウンド需要を当て込んでいる。門前仲町など東京の東側や、福岡エリアもインバウンド集中エリア。しかし、当面インバウンドはゼロ。
頼みの綱の国内旅行客も、リッチモンドホテルのような、中クラスの宿泊特化型業態は、GOTOの恩恵も最も受けづらかった。GOTOは割引が「率」だし、今は海外旅行市場4兆円も国内旅行市場に回されるため、GOTOも、高級ホテル高級旅館のほうが恩恵を受けた。
中長期的には出張ニーズはともかく旅行ニーズは戻るだろう。頑張っていただきたいです。多角化は大事。
だけどポートフォリオが似すぎるとリスクヘッジにはならない。
だけど無関係だとシナジーがないって株主から怒られる。(&ノウハウもない)
どないせい、という経営者の声が聞こえてきそう