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テレビのニュース番組では「実感がない」という街中の人々のコメントをやたらと流していますが、この株高のメカニズムをきちんと解説しているものは少なく、非常に残念に思います。世の中の波に乗るというのも投資の始め方としてはアリ。日本で投資が根付かない理由がよく分かります。
リスクが取れる人はまだまだリスクを取る局面だと思います。奇特な投資家さんが、得たキャピタルゲインを大々的に還流する仕組みがあれば良いようにも感じますが、それだとアニマルスピリットも刺激されないような。人を当てにしちゃいかんか、難しいですね。
投資もしていないで株高を疑問に思うのはリテラシーが低いから、と言う意見もあるでしょうが、まともな経済人なら何処かおかしいと感じている相場だと思います。
因みに私も持ち株が勝手に値上がりをして、結構な経済的な利益を得ている側ですが、正直自分でビジネスをやっている立場からすると、実体経済の肌感覚との差がありすぎて気持ちが悪いです。

資産セクター全般が値上がりしていることを考えると、単なるインフレーションとも考えられますが、一方で給料水準が上がるどころか下がる傾向であることを考えると、最悪スタグフレーションが進行している可能性もなきにしもあらずです。

いずれにせよ私のような投資音痴には向かない相場なので、先日グロース投資の半分以上を公社債などのローリターンの安全資産投資に移しました。
日銀のETF買い入れが当面終わらないのであれば、センチメントは継続するはず。
ただし、三月末決算にむけて、去年のような大荒れはないにせよ、季節的な需給の変化には注意しましょうねって感じでしょうか。
年末に以下の寄稿をさせて頂き、本当に色々な方に読んで頂きました。ここでも指摘しましたが、そもそも買っているマネーの主体が変わりつつある中、「実体経済と乖離している」とか「実感がない」というのは陳腐な表現です。GPIFがポートの半分を国内外の株に振ろうとしているということは、公的年金の受益者たる国民1人1人が買っているという理解もできるわけで、今まで同じ次元で議論しても仕方ないのだろうな、と思います(BOJの買いもありますし)。

「一体、誰が株を買っているのか」空前の株高を招いた"巨大投資家"の正体
https://president.jp/articles/-/41792
失業者や生活困窮者が増える一方、株価は上昇を続けています。

ピケティが「21世紀の資本」で書いた、r>g が現実化しているような感覚を覚えます。

持てる者と持たざる者の格差が広がるのか?
それともバブル崩壊が再来するのか?
そりゃ、需要が戻らないのに原油価格上がれば空運業は厳しいですね。
PEファンドのリターンは、母国の株式市場のパフォーマンスと比較されがちなので、この株価上昇局面は、IPOなどで捉えてリターンに転換していくべきタイミング。
コロナ禍で株は上がるは仮想通貨は記録的な高値、金融市場は分からない、、、
実体経済と株式市場の値動きが連動していない、実感を感じないという街道インタビューを目にします。午前中の電話会議でも各ネット証券会社のアプリを肌身離さずチェックしている人もここ数日は多いのではないでしょうか。個人的にはインデックス投信に分散投資するのをお勧めします。得たものはお子さんや学びに使うのがおすすめです。