ENEOS、JSRの合成ゴム事業買収に名乗り、石化拡充で利点
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Kasaiさん、こんな記事が2月にあったのですね!Pick有難う御座います、またJSR資料へのリンクも有難うございます。
そうなんですよ、ちょっと解せないのがENEOS(JXTG)から見たときに、四日市は旧昭シェルなので一旦置いておいて、最上流にENEOSの子会社がいてクラッキングしているものの、あくまで原油精製で、ナフサは川下の三菱とかになる。サンドイッチする構造をどうしてわざわざ買ったのだろうというのは思うところで…BB留分(C4/C5)は相対的に高付加価値ですが、ただあくまで残渣で結局コンビナートどうするかはエチレン需要などボリューム大きいところで決まる。そのなかでコンビナートでこうやってケミカルチェーンが連なっていて色々な会社もあるから、潰しにくかったり共同運営方式に変わってきているわけですが…
この記事も落としていたくらいなので、どういう候補があったかなど追えていないなかでのコメントですが、つながっている三菱ケミカルなどが買う、ゼオンなど同業内での統合(シェア増による需給調整や価格交渉力の増加)、川下のタイヤメーカーからの統合(ブリヂストンなどの内製化の動き)などのほうがまだイメージは湧きやすく、意外感がありました。
注目のコメント
https://www.jsr.co.jp/company/assets/pdf/plantoutline.pdf
JSRは四日市、千葉、鹿島いずれの工場でも合成ゴムを作ってるようだが、原料は基本的にパイプラインで他社から供給してもらってるはず。JXTGと関係があるのは見たところ千葉だけ?
物理的距離が検討の俎上、とはそういうことか。
しかし上の工場配置図見ると、千葉と鹿島はほぼ合成ゴム製造プラントからなるように見え、四日市でも大半を占めるようだ。合成ゴム事業を売却したら、国内の工場としては四日市の一部だけになってしまうのか? 関係会社もあるとは思うが…