米保守派SNS「パーラー」が再開、「独立した技術」使用と強調
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NPR他各種報道によると、まず暫定CEO にティーパーティー活動家が就任している。新たに規約が変更されアルゴリズムと手動モニタリングにより暴力コンテンツは排除、その他ヘイト等コンテンツについては非表示フィルタをかけるが表示クリックも設ける。
それもあってか、ロサンゼルスのSkysilk社が新たにサーバホスティングを引き受け再開に至った。同社は司法に基づきいかなる違法行為にも加担しないと言っている。
再開したサービスは過去のコンテンツすべてが削除された空っぽの状態だが、それが法的対応を施した結果かどうかなど、一切説明はない。
ビッグテックに依存しない、独立した堅牢なシステムを獲得し再開した、と同社は説明しているが自前ではなくクラウドを用いている以上は前者の説明はともかく後者は違うだろう。
最低限のコンテンツモデレーション(法令にもとるコンテンツの監視管理)を施したうえでの再開だが、フリースピーチ擁護の方針は堅持、代表者もオーナーも極右。引き続きトランピストはじめ極右の言論拡声器として機能再開となるでしょう。一時はロシアのサービスを借りて部分的にサービスを行っていたParlerだが、独立した手段を手にしたと言っているらしい。元々は検閲のない自由な言論空間という理想を掲げていたParlerだが、今やそれが極右のたまり場になるという皮肉。
メクラー氏はティーパーティ運動が世界的に知られるようになった09年9月12日のワシントン大集会の仕掛人の一人(私も現地で調査しました)。パーラーは復活とともに、さらに保守色が明確な情報源になるのかと思います。