会長後任の検討委、午後初会合へ 武藤氏が表明、概要公表も
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組織委員会は、選考への影響を考慮して検討委員会のメンバーや選考過程は後任の会長が決まるまで公表しないとしています。人事に「密室」が求められるのはある程度理解できますが、川淵三郎さんがオープンに話しすぎたことを受けた「羹に懲りて膾を吹く」は避けるべきです。早ければ今週中にも理事会を開いて新しい会長を決めるよう準備が進められているといいます。清新な人材を選んでほしいと思います。橋本聖子さんの名前が出ていますが、政治家は避けるべきでは。日刊スポーツは「山下泰裕氏 急浮上」と密室批判の声と合わせて報じています。いろんな議論がありますが、私は、女性の会長、少なくとも女性を共同会長にすべきだと考えます。
組織委の役員メンバーはそもそも政府与党色が強く、五輪の理念を体現したり、国民的な一体感を重視したりというよりは、複雑な利害調整の実務のための組織という性格づけでここまできたのだと思います。夏に迫る東京五輪パラリンピックは中止するも開催するも困難な課題が待ち受けていて、時間もありません。森会長が影で引き続き調整にあたる案も、こうなると世論の支持は得がたいでしょう。今の組織委を率いるためにどのような能力が必要なのか。そこをはっきりと明示してから人選プロセスを開示し、合議のもとで決定していくことが肝要だと思います。
先ほど選考に関する第1回会合が都内ホテルで終わりました。出席者のひとりは、新会長候補について「まだ名前は上がっていない」と記者に答えました。新会長の選考基準などについて協議したとみられています。今夕にも武藤事務総長が、本日の進捗状況などを説明する予定です。