婚礼のワタベ、8億円の債務超過 コロナで挙式中止直撃
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決算書と説明会資料を見ました。
まさにコロナ直撃です。
売上げは前期の500億円から200億円を切る196億円と60%減。
そのため117億円の赤字で、8.6億円の債務超過。
なんせ総資産260億円の企業ですからね、仕方ないでしょう。
資産売却で30億円、銀行借入れで130億円と当座貸越枠30億円で資金繰りを行う。
、その一方で、事業リストラや早期退職を実施。
という内容です。
同社は、京都市上京区で1964年に貸衣装店として開業、1972年にハワイでの挙式事業に進出するなど業務を広げその後も順調に成長を遂げ、1997年に大阪2部市場に上場、2004年に東証1部に指定替えとデフレにも拘らず成長する中小型有望株として注目されてきました。
前期の売上げは500億円、経常利益8.6億円、資本金41.7億円、従業員2626人という数字でした。
京都は、京セラ・村田製作所・日本電産・ローム・島津製作所・オムロンなど電子部品や医療機器メーカー又ゲームの任天堂など大手企業が勢揃いする中、同社は異業種として京都にその存在をアピールしてきました。
今回、創業以来のピンチを迎えたわけですが、そのバイタリティで乗り切ってほしいと思っています。