東証終値、30年半ぶり3万円台 564円高、過熱感も
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バブル期38,957円がピークだと思いますが、30,000円を超えていた期間ってほんの一年程度なんですよね。瞬間風速的な株価水準とも言える。
日経平均だけ見ると、日本はようやくスタートラインに立ったように感じてしまう向きもありますが、個人的にはそんなことないと思います。日経平均に現れない良い点もいっぱいあり、30年で大きく前進していると思います。
一方で、謙虚には言えば30年経ってもなんら変わっていないことを多々あるでしょう。次の30年、何をベンチマークにするか。日経平均だけ見ていては、わからないことがあると思います。楽観も悲観もなく、ただ単に財政出動した挙げ句じゃぶじゃぶのマネーが向かう先が、マイナス金利時代の債券でなく、人口減少時代の不動産ではとても吸収出来ず、為替も世界中で大した行き先はなく、商品も実需で有望な先がないので株しかないというだけ。買いのメガモンスターである日銀とGPIFも留まる気配もないので、政策転換が無ければトレンドはまだ変わらないでしょう。