ソフトバンク、既存周波数での5G通信サービスを提供開始
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5Gだろうが光だろうが、いくら理論上のスループットが上がったとしても、結局は通信するサーバーがボトルネックになってなかなかダウンロードが進まないなんてのは良くある話。つーか、むしろそれが当たり前で、超高速通信に期待なんかしない方が精神衛生上よろしい。
私は自宅でNURO光使ってまして、遅い時で500Mbps、通常は900Mbpsくらい出ますけど、先日macOSのダウンロード(11GBくらい?)をダウンロードするのにそこそこ時間かかりましたよ。深夜だったので多分900Mbps出てたと思いますが、理論上なら20秒くらいですが、普通に数分かかりました。そんなもんですよね。
なのでDSSによる「なんちゃって5G」で何が変わるかといわれれば多分特に変わることはないでしょう。ピクト表示が「5G」になって「お、5Gか」って思えるくらいじゃないですかね。
docomoはDSSは認めつつ積極的に展開しない意向のようです。4Gのリソースを5Gに振り分けることで、4Gユーザーに影響が出る可能性がある、というのが根拠みたいですが、仮にそうだとしても影響は微々たるもので体感で通信速度がガクッと落ちる、なんてことはまず起こらないでしょうね。そもそも街中で通信速度を頻繁に計測する人なんかいないでしょ。
注目のコメント
4Gと5Gの電波を共有し帯域を切り替える技術「DSS(ダイナミック・スペクトラム・シェアリング)」がスタートしました。
5Gで利用する既存の4Gの帯域幅は変わりませんので、高速大容量は実現できませんが、低遅延の効果については基地局の混雑具合により改善しそうですね。時間によって4/5gユーザーを切り替えますから、混雑した場所によっては双方のユーザーにネガティブに働く可能性もあります。
ただ5G専用端末が使える場所が増えるというのは、端末の専用化・低廉化につながりつつ、利用性も高めますから歓迎されそうですね。通常の4Gの電波を5Gの通信プロトコルで通信するというもの。
5Gの特徴である超高速超・超低遅延・多接続の一部は使えるようになるものの、フルに性能発揮するには、基地局をスタンドアローンタイプにアップグレードする必要があります。
また、通信大手の5Gのフレームは、一般消費者向けに超高速超にチューニングされているので、事業向けの超低遅延・多接続の性能を発揮するには、ローカル5Gの方が有利ケースもあります。対応端末に「5G」と表示される以外にどういうメリットがあるんだろうと思ったのですが、既存周波数による5Gでも、5Gの三大要素(超高速・超低遅延・多接続)のうち超低遅延が実現できるみたいですね。
タイムラグが小さくなるので、ビデオ通話なんかの利用時に効果が出そう。