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廃棄物を出さない街へ。ニュージーランド最大の都市が「ゼロ・ウェイスト」に動きだす

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    日本IBM サステナビリティ担当 シニア・マネージング・コンサルタント

    大都市はその多様さ、複雑さや、人口の多さ故にごみ問題と隣り合わせです。ニュージーランド最大の都市であるオークランドも例外ではなく、焼却システムが原則ないため埋め立て処分かリサイクルしかないという切羽詰まった現状の中、近年一人当たりのごみ排出量は世界で第4位となっていました。
    その都市がゼロ・ウェイストを宣言し、2040年までという比較的近い将来の実現を目指して改善を重ねる姿は、多くの都市にとっても参考になりそうです。

    日本の家庭ごみの3割は生ごみといいますが、ニュージーランドは食品ロスをスーパーに持って行って廃棄できる仕組みがあり、コンポストも一般家庭でかなり普及しているところは、強みであるように感じます。


  • 日本大学理工学部建築学科 准教授/一般社団法人ソトノバ 共同代表理事・編集長

    ニュージーランドはホントに先進的なことをやっている。おそらくだけど、2011年のクライストチャーチ地震も大きかったのでは。ソーシャルインパクトは都市を進化させる。


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