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AIとヒトは共存するもの。
ニホンの持つ資質は未来を創るのに適している。
仕事は、変化を生まないと意味がない。
完遂して、変化を起こして初めて仕事となる。

変化を起こすために動け!と背中を押してくれる。
温かい、熱いエールが込められた本。

読み返して、またチカラが湧き上がりました。
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結局、「人」の問題なのだと思っています。

日本がデータ、AIで米中に比して遅れているのも、本書の中で定義されている
>新しい技術が実用性を持ち、実装された「第二フェーズ」、新しく生まれた機械や産業が繋がりあって、より複雑な生態系が生まれた「第三フェーズ」
で、何とか勝ち筋を見出さないといけない事も理解した上で、結局それを進める人をどう育てるのか、そういう才能がある人達が活躍出来る社会をどう創っていく、もしくは、restructuringしていくのか、という事だと思っています。

ずっとコメントしていますが、先ずは初等教育からの見直しが必要で、詰め込み式ではない、自分の頭で考えられる教育に切り替えていくことが重要だと思っています。

まさに
>AIは本物の課題解決に対してはほとんど無力
な訳ですが、「本物の課題」を定義出来る人間がいなければ意味がないのです。


「解決すべき課題を定義する力」
これは極めて重要で、とても難しいものだと思います。
私がコンサルに成り立ての頃、上司から
「答えるべき問いを正しく設定出来た時点で、プロジェクトの8割は達成出来たようなもの」
と言われた程です。

この能力は、決して詰め込み式の学びで得られる能力ではありません。


次に変えなくてはいけないのは、日本の多様性や失敗を受け入れない文化です。
これまでと異なる発想や意見を、「前例がない」「悪目立ちするな」みたいな理由で潰すような文化では、イノベーションなんて起きる訳がありません。

DX、イノベーションなど色々なバズワードがありますが、結局は人であり、文化の問題なのだと、複数のクライアントをご支援させて頂く中で痛感しています。
長男と未来の話になり、子供にも読んでもらいたいと思って、Amazon Audible(オーディオブック)をサブスクし直したところでした。分厚いので、読み始めるのに躊躇する方もいると思うのですが、グランプリに選ばれるとはすごいことです。

著者の安宅さんは、先日、富山県の成長戦略会議の委員にもなられてました。風の谷を創ることを進めていらっしゃるのだと思います。

”「風の谷を創る」運動論は、目指すべき姿自体の見極めから始める、「ビジョン設定型の問題解決」だ。賛同者を集め、議論を重ねた結果、著者らが創ろうとしているのは「都市集中型の未来に対するオルタナティブ」だとはっきりした。”
取るべくして取ったグランプリだと思います。

シン・ニホンは書籍という枠を超えて、アンバサダーコミュニティとしても発展し、また、本の中に提言された内容が政策として実現もされています。

残すべき未来を作る想いと地図が凝縮された一冊です。読んでない方はぜひ未来の子供たちのためにも読んでいただきたいです。
第2、第3フェーズで勝ちに行くためには、AI・データ社会への対応が急務です。そのために、大人も含めてAI・データ社会へのキャッチアップが必要です。
大人が次世代に無責任に丸投げするのではなく、次世代がスピードに乗るまでつなぐ必要があります。

シン・ニホンは、社会や技術が変化して、最早、これまでの延長で対応できなくなったことを自覚し、果敢にアンラーニングしていく覚悟と実践を問うているのだと感じました。
安宅さんの「シン・ニホン」。初版で読ませていただいて、書き込みしながら2回読み込みました。折々読み返して、自分の考えをクリアにしています。
人らしい生き方。そのための風の谷運動。よいな。
この連載について
本を読むことは、心を豊かにしてくれる。慌ただしい毎日のリフレッシュにもなるだろう。ただ、ビジネスパーソンには時間がない。そんな悩みを抱えるあなたにNewsPicks編集部が、本の要約サイト「フライヤー」とコラボし、話題の書籍の要約をお届けする。