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日本はポテンシャルの塊です。

今、世界はコロナで大変な状況にあります。そんな時代だからこそ「原点」を振り変える必要があると思いました。

日本はバブル崩壊、リーマンショックと未曾有の経済ダメージを受けて数年後に、大震災で大きな被害を受けました。経済的な被害だけではなく、自然やそこに暮らす人々の心を痛めつけました。

私が関わっていた、宇宙業界と投資銀行業界も同じです。ロケットやスペースシャトルの爆発、金融危機による大規模リストラ。何か起きるたびに、そこで働く人々に大きなダメージを与え続けてきました。

でもいつも私は暗い気持ちになっていません。日本人、日本、日本のテクノロジーには世界をリードする可能性があると信じていますし、果たすべき役割があると考えています。「原点」を振り返りつつ、前向きに可能性を模索すべき時だと感じています。

昨日の大きな揺れにより、また自分の頭が揺さぶられました。やや熱量高すぎるかもしれませんが、お許しください。

宇宙産業を応援してくださる方々、スタートアップ・大企業問わず日本のテクノロジー産業を応援してくださる方々、に希望と勇気を与える投稿になれば幸いです。
>結果として、日本の研究開発型の予算に比較して、軍需や産業といった大きな裾野の広がりがある点が日本とアメリカの決定的な違いでした。

スペースシャトルは、その機体設計としては、圧倒的なコスパの悪さ、2回の打ち上げ失敗による宇宙飛行士14名の命を奪ったこと、など、人類の宇宙開発史の中でも指折りの黒歴史になっていますが、なぜあのような「不格好」(居住空間よりも圧倒的に荷台が大きい、殆ど燃料タンクを飛ばしているようなもの)になっているかと言えば、その予算取りの理由の一つに、「ソ連の人工衛星を持って帰ることができる」という機能が盛り込まれていたからだと言われています。

これは、軍事産業であるがゆえの歪みの例ですが、現在日本が遅れていると言われている産業の多くは、かつて軍事産業扱いだったものが多いです。しかし、今や「デュアルユース」とさえ言われなくなるほど、民生技術の方が進んでしまっていることが多く、かつて言われていたような「軍事技術から民生化」という例は、地雷撤去からお掃除ロボットくらいしかなくなってきているように思います。

はやぶさは、かろうじて帰ることができたので「美談」となっていますが、まさにドラマとなったように、その運用は薄氷を踏むもので、私はその成功は約束されたものというより、運がよかったからとしか言えないと思います。

本来的に困難なミッションに、技術実証の価値をたくさん上乗せして予算構築を行っため、未検証な技術を多く盛り込み過ぎたことが、プロジェクトを困難にした。もちろん、現在の日本の中であの手この手でこれを実現し一応の成功に導いた方々の智慧と勇気は賞賛に値しますが、社会として反省すべき点も多くあったかと思います。


>これだけ、素材から電力制御まで幅広いエンジニアリングのノウハウや人材を有している国はそうありません

>ビジネスとして、経営として、総合格闘技として勝ち切る姿勢が不可欠

それはそうだと思うのですが、

>ただ、キャリアを順調に重ねれば重ねるほど、自身の中に一種の虚無感が芽生えるようになりました。果たして、私は日本やテクノロジー、社会にどれぐらい貢献できているだろうか。

GSが最強の経営を司る会社なのであれば、そこで実現可能なようにも読めてしまうのですが、なぜ最強の企業で社会貢献できる実感ができないのでしょうか。
宇宙からビジネスへ。ダイナミックながら芯の通った経歴からくる論考。うなりつつ拝読しました。