「電気だけで飛ぶ宇宙ロケット」を開発中の79歳の物理学者
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注目のコメント
ああこれは,と検索をかけて日経サイエンス2019年10月号でみたことを思い出しました.
相対論の,物体は加速させたときにその質量が変化する,を利用します.基本装置は2つの物体の間をピエゾ素子で繋ぐことで,交流電圧を加えて伸び縮みさせる.物体が振動すると質量が変化し,慣性の法則で重心位置が変位する,らしい.(ちょっと整理しないと...)
「NASA革新的先進構想プログラム」(NIAC)というのは,NASAのなかで最も実現性の低い研究に与えるクレイジーな研究助成金です.ワープの研究もしている.
この物理学者は現在のツィオルコフスキーかもしれませんよ.これはすごい!
従来のエンジンは、推進力を得るために質量を後ろに飛ばして反作用を受けなければいけないのが常識でしたが、
どうやら、マッハ効果スラスターなるものは、推進剤不要の技術らしいですね。
https://www.google.co.jp/amp/s/gigazine.net/amp/20180518-spacedrive-project
スケボーの上で物体を振動させても前に進めませんが、相対論的効果を使って慣性質量を変化させることで前に進めるということでしょうか。
https://i2.wp.com/nazology.net/wp-content/uploads/Oct-15-2019-14-50-12.gif?ssl=1
100ミリニュートンというのは、10グラムの重りにかかる重力ですから、計器の誤差などではなく、はっきりとこの力が生じているのでしょう。
あとは、スケールアップする際にどれほど効率を改善しなければいけないのか、ということですが、
もしもそこがクリアできるなら、宇宙開発が次のイノベーションになる可能性も出てくるかと思います。
空飛ぶ車や浮上列車への応用の話が出ないのは、やはり、軽い機体を小さな力で推進し続けることが重要な宇宙ならではの技術だからでしょうか。電気でロケットを飛ばせるマッハ効果なる理論があるとのこと。まだまだ研究の過程だと思うが、このようなびっくりする技術は知らないだけで他にも色々あるのだろうなぁ。