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地震 日本海溝沿い領域のうち海側プレートの内部で発生か

NHKニュース
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  • 国内航空会社 気象予報士

    今回の地震は、発震機構を分析すると逆断層型なのですが、その断層の角度が深く、いわゆる太平洋プレートと北米プレートの境界の浅い角度とは一致しないこと、また境界面(およそ50km)よりもやや深い60kmの震源であったことから、沈み行く太平洋プレート内の地震であったと考えられています。東日本大震災によりプレートのひずみが解消されたのですが、再びプレート同士が押し合ったことにより海側のプレートの一部に断層が走ったための地震というシナリオが考えられます。
    専門的にはスラブ内地震といい、1994年の北海道東方沖地震ではM8を超える規模であったほか、2001年の芸予地震もこのタイプの地震でしたし、2015年の小笠原西方沖地震では震源が深く、遠く離れた関東地方で震度5強を観測するなど特徴的な震度分布になることもあります。

    地震本部で長期評価の対象としているのは、あくまでプレート境界部分での地震のことですので、今回のスラブ内地震は長期評価の対象となっておらず、今回想定されたプレート境界地震が発生して、将来の発生確率が下がったことを意味するものではないことを理解しておく必要があります。
    特に宮城県沖や三陸沖北部は数年おきにM7台前半の、今回の地震と近い規模の地震が発生する場所であるほか、およそ30年おきにM7~8近い大地震も発生する場所です。

    すでに東日本大震災から10年が経過し、次の地震へのエネルギーを着々とため込んでいるのが今の状態です。東日本大震災の余震というよりは、次の新たなる地震のサイクルに入っていると考えるべきでしょう。


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    フリーライター サイエンスライター・気象予報士

    全く安心できないということですね。そもそも、日本にいる限り、一度起こったから数十年は安心だとか、過去に大地震が起こったことはないから心配ないとか、そういう考えは持ってはいけないのかも。


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    東北大学 副学長・教授

    やがて東日本大震災から10年というこのタイミングでM7.3の地震。拙ピッカーの所属する東北大学では、直ちに学生・教職員の安否確認メールが送信されました。災害対策本部が設置され、本日(2/14)はオンラインでキャンパス全体の被害状況を把握。10年前の経験に加え、昨年からのコロナ禍対応もあり、実に迅速に対応しています。

    震災後に設置された災害科学国際研究所の先生方は、また一気に大忙しです。所長からの連絡にあったコメントを拾っておきます(注:今後のデータにより修正されることもありえます)。

    =====
    沈み込む太平洋プレート内での逆断層型の地震のようです.Mは7.3に修正されています.発生メカニズムとしては2011年4月7日M7.2の地震に似ています.
    一般には深い地震の余震は少ないですが,この地震が周辺域(プレート境界も含め)に影響を与えているので,まだ油断は出来ませんね.

    震源の深さが60Km程度であったために,海底の変動が小さく,津波の発生はありませんでした.

    建物の構造被害に影響すると指摘されている周期1s強の振幅は過去に建物倒壊が多かった地点のレベルには達していません。
    ・ただし,加速度は大きい地点があるので,非構造材・設備,外壁・屋根・ブロック塀などの被害は予想されます。
    =====

    少なくとも1週間は備えあれ。


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