「スキャンダルなし」の安心感、企業イメージキャラにバーチャルアイドルの起用が進む
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似たような議論はすでに10年以上前からなされています。
CMに出るタレントさんの好感度やタレントさんへの憧れを相乗効果として使いたい場合は効果が薄いでしょうね。逆に、特定のイメージがつかないようにわざとタレントさんや有名人を出さないCMとは親和性が高そうです。
ただ、CMの解析をしている身としてはタレントさんの好感度・人気度・認知度の影響は無視できないですけどね。
キャラクターを使う目的と役割の明確化がより重要に (2010/05/13)
https://adv.asahi.com/special/contents160045/11052402.html
Li Tao, Shunsuke Nakamura, Xueting Wang, Tatsuya Kawahara, and Toshihiko Yamasaki, “Improvements on Television Advertisement Analysis by Using Additional Text Information,” MVE, MVE2019-15, pp. 9-12, 2019.少し前から企業のイメージキャラクターにバーチャルキャラクター使用が普及し始めるだろうと言われていましたが、やっぱり本物の人間の方が親近感を沸かせるという意味では効果が大きいのではないでしょうか。ローリスク&ローリターンかハイリスク&ハイリターンの議論のような気がします。
自社で作りあげたキャラクターなら安心ですが、他のキャラクターを借りてくるとスキャンダルはあり得ます。
芸能人と同じく、スキャンダルを起こしにくいキャラに需要が集まることになりそう。
初音ミクみたいに声もバーチャルならよいですが、VTuberみたいに声はリアルだと、声は老いますね。とはいえ十年単位なので、それまでには新しい技術革新がきてるかもしれません。