2020年に半導体を消費した企業ランキングトップ10、1位は2年連続でApple
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Apple自社で開発したApple siliconは今話題のMチップ以外にもAシリーズ、Sシリーズ、 Wシリーズ、Tシリーズなど各種デバイスに搭載されており、このことによって、ソフトウェア、半導体、ハードウェア、OSの組み合わせとパフォーマンスの最適化をAppleは果たしており、半導体のインハウスでの設計がAppleの製品の差別化にも繋がっていると言える。Bluetoothイヤフォン一つとっても妥協は無いわけだ。
Appleはまた、半導体設計リソースの買収を過去から繰り返しており主に電源管理系や通信系の人的買収を行なっている。これがまた自社半導体の設計力向上にも繋がっており競争力の差異化が出来ている。
スマホ、タブレット、パソコン、ノートPC、ウェアラブル、Bluetoothイヤフォンとこれだけの分野で世界一の利益を堅持している会社は無く、今後この好調をどれだけ維持できるか、がポイントになるだろう。端末にはDRAM・NANDも使うので、そこの消費量も多いだろう。
あと、ランキングには出ていないが、多分Amazonは入っているのではないかと思う。AWSの売上は四半期で100億ドル(1兆円)超えている。CPUもメモリもストレージも大量に使うわけで、原価率で例えば20%とすれば80億ドルとトップ10に入ってくる。