サザンや嵐も開催のオンラインライブ、昨年の市場規模は448億円に急拡大…ぴあ総研推計
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オンラインイベント事業の立ち上げ支援を行っていた立場から3点。
【1】超ビッグネームだけが恩恵に浴するわけではない
「有名人一人勝ち」というのは売上額のみに注目しすぎかもしれません。
「新型コロナ禍でファンとのつながりを維持しておきたい。でも、既存のSNSはその役割を果たしていない」
ーーそうしたニーズを満たすのもオンラインライブ。サザンや嵐のようなビッグネームでなくても活用するメリットはあるようですよ。
【2】最高音質と画質は必要ではなさそう
他のオンラインサービスと同じく視聴者の9割はスマホだからです。
最高音質や最高画質を求めるとコストが高すぎて【1】で触れたようにコストをまかなえるような圧倒的売上の「有名人一人勝ち」となります。
ですが、実はそこまでのクオリティーはいらないので【1】のようにビッグネーム以外もオンラインライブの意味合いがでてくる、と。
【3】アーティストが新たなファンを獲得する手段とは現状なりえてない
とはいえ、新たなファンを獲得する手段としてはオンラインライブはなりえてなさそうです。したがって、新型コロナ禍が収まれば
●リアルライブで新たなファンを獲得&熱量を高めつつ
●オンラインライブで(リアルライブに行けない)既存ファンの熱量を維持
…みたいな「リアルとオンラインの併用」という形に進むのかもしれません。
https://newspicks.com/news/5098722
上記の記事で下記のような調査結果が出ているとおりです。
>「今後、リアルイベントが以前と同じように開催可能となった場合のオンラインイベントの開催意向」に対して、「リアルイベントのみ開催」と答えたのは5.8%にとどまり、「それぞれ開催」が71%、「リアルイベントをオンライン中継」が17.9%
注目のコメント
噂が本当であればこの448億円のうち200億円以上は程度は嵐一グループで稼いだってこよですよね…端的に言って、オンライン配信は有名人が一人勝ちする世界です。
では無名な人にとっては、何もないのか?そんなことはないと思っています。皆さん機材も着々と揃えられてますし…気軽に触れてもらう良いプロモーションの機会ですし。何より配信は世界に発信できるチャンスです。
しかしそれは諸刄の剣、動画が残っている過去の世界の有名人(しかもYoutubeなどは無料)や丁寧に作り込んでいる地上波テレビとの試聴時間の奪い合いに参加することを忘れずに作って行かねばですよね〜。My Wayを歌ったらフランク・シナトラのYoutubeと競争ですね!
発信する内容を考え、自分らしさを出していくことがますます重要でしょう…誰もが発信者たり得る時代を反映したツールですし、まだまだとてもとても小さいけれど、表現のしがいのあるエリアだと思います!
もっともクラシックは、ライブでないと音が再現出来ないので本当に配信は別物と思わないとダメですね。乗用車とプラモデルの車くらいの差があります…プラモデルの方が良いところを見定めて売っていくことが大事だと思っています。オンラインライブでの収益化な二極化していると感じます。
1.規模の小さいインフルエンサー
一定収益化ができるのはごく僅かで、SNSでもある意味オンラインで交流できてしまうのでどちらかというとリアルに会いたいという方が価値が高いのだと思います。
2.有名人、有名コンテンツ、IP
こちらに関しては有料オンラインライブでは逆にリアルを上回る可能性すらあるのだと思います。サザンオールスターズでもリアルよりも集客があったと聞いています。リアルでは集まるのが大変な地方在住の方々の需要もうまく取り込んで伸ばすことができたのだと思います。
2のクラスは本当にごく僅かなので、多くはイベント自体ができない状況にあるし、非常に辛い状況は続くのだと思います。市場規模は伸びているのはエンタメにとって嬉しいことですが、実際の利益率が気になるところです。会場を借りて最高画質と音質で撮影・編集して障害なく配信するコストやリスクと見合う利益を出せるのはビッグアーティストたちだけなのでは?と思ってしまいます。
先日のSEKAI NO OWARIの配信ライブが機材トラブルで直前(というか開始時間後)に中止になってしまったのを見たときは、関係者のことを思って胃が痛くなりそうでした。。