女性活躍 日本企業も課題 変革迫るESG投資
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多くの日本企業はジェンダーギャップを埋めようと努力していると思う。しかし、足元では将来の幹部候補である、部課長クラスの女性比率がそもそも低い。企業の組織内にいる上司や幹部、HR、そして組織外では顧客を含むステークホルダー(担当は男性にしてくれ)などなどは、大分公正な評価ができているのではないだろうか。母集団は徐々に増えつつあるものの、同時に相変わらず多くの将来有望な女性社員がリタイアしていく。
重要なポイントが夫の存在だと思う。夫は企業内においてはジェンダーギャップを埋める価値観を発揮しているとしても、家庭において妻に対しては昭和の価値観で接している人も多いのではないだろうか。妻の働く欲求を削ぐコミュニケーションは、妻の心を傷つけ、多くの諦めを生み出し、あるいはいさかいを生じさせているのではないだろうか。
是非、夫は妻の応援団、理解者、あるいはメンターになるくらいの姿勢を示してほしいものです。企業の人材育成の分野でもESGへの取り組みが増加しています。
2020年9月に発表された「人材版伊藤レポート」では、ESGにおけるE(環境)もそうですが、今後はESGの一つとして「人的資本への投資・取り組みを企業として公開していく必要性」が広がると提言されています。
企業価値の向上と人的資本に焦点が当てられており、企業価値向上における人材戦略について、取締役会で議論し・モニタリングすること、機関投資家はESGの中において人材戦略を含めた「S」について企業との対話を充実すべしといったような内容が記載されています。