森喜朗会長 辞任の意向を政府関係者に伝える 近く正式表明へ
コメント
選択しているユーザー
辞任をされるにしても、されないにしても、「なぜその意思決定に至ったのか」「なにを解決するための辞意表明、あるいは辞任はしない、なのか」を論理的に説明することが大事と考えます。
その意味では、
今回の一連に対する問題整理がそもそも必要です。
問題の一つは、客観的根拠なきステレオタイプな考えをもとにした発言です。
なぜそれは問題なのか?
大規模で多様な課題の解決に対して多様な意見を取り入れられない考え方であるから、です。
女はこうだ
がダメなだけでなく
男はこうだ
高齢者はこうだ
若者はこうだ
も同様です。
そしてこれは日本だけの問題ではないから、全世界で多様性という言葉を出しているわけで。
我々一人一人が「ステレオタイプで物事を評価してはいけない」の前提に「ステレオタイプで物事を評価する自分に気づく」が大事と考えます。
注目のコメント
【速報】森会長の後任には日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏を充てる方向で調整が進められていることがわかりました。
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4196207.html
川淵さんは、東京大会の選手村村長です。1964年の東京オリンピックでは、サッカー代表として出場。アルゼンチン戦で1ゴール1アシストの活躍、ベスト8進出に貢献しました。正直私の中では森さんが辞職されるどうこうよりかは、彼を取り巻く組織がどう方向転換できるかが気になります。
厳しい事を言っているかもしれませんが、発言を撤回したり、辞職すれば解決するものだとは思えません。
ちなみに、私たち10代の価値観と森さんが10代だった頃の価値観は一致しなくて当然で、彼の人格や生い立ちなどを全否定するのは浅はかだと思います。自分の「常識」を他人に押し付けるのはまさに時代錯誤です。これは森さんの問題でもあり、組織の問題でもあり、また私たちの社会の問題でもあります。各国大使館からそろって「Don't Be Silent」の呼びかけがなされたことは象徴的でした。こういうときにあいまいにしてお茶を濁してやり過ごしてきた日本社会のありように対して、「それでいいのですか?」と世界から問いを突きつけられたと私は理解しました。男性も女性も、どちらにもあてはまらない人も、だれもが生きやすい社会をどう作っていけばいいのか。森さんやJOCを批判して胸すく思いをして終わるのではなく、私たち自身が考えて、自分にできることをしていく。せめてそのきっかけに今回の一件がなればと思っています。