トヨタ、業績予想を引き上げ 通期純利益1兆9千億円へ
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通期営業利益計画は1兆3,000億円を2兆円へ7,000億円上方修正。台数増700億円、構成好転1,300億円、価格上昇800億円、インセンティブ減950億円、金融事業好転1,000億円など、おもに営業面の引上げ効果が大きいことが特徴。
自動車各社で好決算が続くが、①固定費削減、②数量回復、③価格効果、④金融事業増益が作用している。
トヨタが競合他社に勝っているところは、市場で売り勝っていること、バリューチェーン収益を地道に重ね損益分岐点を一段と下げている、そして何より重要なことは、コロナ禍の生産制約が続くなかでも需要に対応できる「供給」を実現してきたことなのである。
注目のコメント
トヨタの車は、日本でも最近はカローラスポーツなど、スポーティーでデザインの良い車が増えてきていて魅力的になっているなあと実感を持って感じます。海外レビューなどを見ても明らかに評価が上がっています。
北米市場でも好調のようで、この結果につながっているとのことです。(トヨタ、21年3月期営業益2兆円に修正 米中で販売復調:日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFD09E180Z00C21A2000000/)
豊田章男さんの改革が進行中ですが、どのような変化が内側で起きてきているのだろうと思います。9月以降は対前年比で台数はプラスになっているようですね。東日本大震災の後に半導体を多めに持つようにしていたということもあるのでしょうが、ポストコロナの自動車市場の回復局面で販売機会を失わないあたりにトップ企業の強さを感じます。