GM、北米3工場の操業停止を3月半ばまで延長-半導体不足で
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半導体不足の影響、既に様々な記事でも話題になっていますが、広がっていますね。
今回操業停止が延長になる工場は、GMとしては売れ筋ではない小型のSUVやセダンを生産しており、GMが強いフルサイズSUVやピックアップトラックなどの生産を止めないための戦略でもあるようです。
なお、Fairfax plant(カンザスシティ)の約2000人の時間給与労働者と230人の従業員には、停止期間中も、75%の給与等が失業給付金なども使って支払われるとのことです。
https://amp.cnn.com/cnn/2021/02/09/business/gm-extends-plant-shutdowns-chip-shortage/index.html自動車のボデー等に使用される鋼材、この鋼材不足の場合は、我々問屋が扱う一般流通向けいわゆる「店売り」をカットしてでも自動車向け「ひも付き」を優先確保する為、鋼材問屋は必要量の調達が困難になりたいへん迷惑を被ります。まさに今、店売り鋼材が極端に不足している昨秋から現在の状況です。そうして鋼材不足でも自動車の生産には影響がほとんどないと言っていいでしょう。しかしながら半導体ではこのようにいかないようですね。この辺りに業界の力関係が見え隠れしてしまいます。
今後は半導体不足による自動車減産の恩恵で、余分になった自動車向け鋼材が店売りに回ってくる可能性が出てくるでしょうか。なんともうれしいやらかなしいやら。