アストラゼネカ製ワクチン、重症化予防に「有効」と確信=CEO
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「科学に誠実に」という立場から言えば、あくまで臨床試験で主要評価項目として示されたことだけが確実性の高い「有効性」と判断される、ということになります。そういう意味では、「確信」できるかどうかはいまいち分かりません。
しかし、総論としては、アストラゼネカのワクチンも他社のワクチンも本質的に同様のワクチンですので、複数のワクチンのデータが出揃ってきた中で、それらのデータは部分的にでも補完関係にあると言えなくもありません。また、世界的にみて、南アフリカの変異株が全てでもありません。
そのような視点で捉えれば、総じて既存のワクチンの有効性に今のところあまり大きな揺るぎはないように思います。
何より、今後さらなる変異を許さないためには、兎にも角にもワクチン接種をより迅速に進めていかなければならないという点は明白です。ワクチンは変異株に効くか効かないかの議論ですが、免疫学的には重症化や死亡などの確率を下げるはずです。変異株は凶悪と言われているので、ワクチンによって身体を守ることが一つの方法になりそうです