武田総務相、大手に接続料下げ要請 格安スマホに「重大な影響」
時事ドットコム
67Picks
コメント
選択しているユーザー
現状は大手キャリア3社の自社ブランドの料金のみが値下げされ、MVNO(大手から回線借りてキャリア事業を展開)向けの回線を借りる際の接続料が高止まりしている。結果として、競争をもたらし市場原理を促す目的のはずが、逆に3社寡占を強める構造になってしまっている。
注目のコメント
MVNO接続料の適正性とは、総務省に会社のコスト構造を開示して、その適正性を確認する手順となっています。
ポイントは、今までのMVNO接続料金に、ショップの運営コストが盛り込まれていたのか、
また、大手携帯会社の新ブランドはオンラインユーザのみに提供しますので、ショップの運営コストを省いた条件で、MVNO接続料を計算するべきか、となります。
MVNOとの競争の公平性を保つとともに、本来は大手携帯会社同士で競争させるのが、国としての役割なんですけどね。政府がキャリヤーに値下げを迫った時に、MVNOの経営が成り立たなくなることはわかっていたわけで、大臣が今頃こういうことを言うのは見通しが悪すぎる。
また、キャリヤーとしても、自社の価格戦略はMVNOへの接続料とあわせて決めたいわけで、五月雨式にこういう「口先介入」をされるのは、困る。
政府の見通しの立て方が悪いのは、総務省の役員の能力に問題があるのか、大臣の能力の問題なのか、あるはその両方なのか気になります。