コロナ禍のいまリモートコミュニケーションスキルを身につければ一生ものに
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リモートコミュニケーション=1on1というのは頂けない。
もちろん1on1をやった方が良いケースはある。
しかし何事も万能な方法というのは無いのと、1on1で行う雑談は従来の社内での雑談とは決定的に違うんです。
それに気づかず1on1で雑談を増やしたらコミュニケーションの質と量も問題ない、と思うのは早計というものです。
雑談の妙味は、偶発性にあるんです。
たまたまそこで会ったから話した、の積み重ねがあることで、その環境にいることが心理的安全になるんですよ。
リモート会議の予定が入って、決まったタイミングで決まった相手と話すのも雑談の一つではあるけど、それで全てが賄えるワケじゃない。
コミュニケーションは、
①同期的か非同期的か
②オープンかクローズドか
で分けて考えた方がいい。
そして、従来の社内での雑談は『同期的かつオープン』なんですよ。
かたやリモート会議(1on1)は『同期的かつクローズド』なんです。
この差は大きいですよ。
コロナ後も、リモートワークを継続する企業が気をつけるべきは『同期的かつオープン』なコミュニケーションをどうやって成立させるか、です。
イノベーションを起こさせるなら『同期的かつオープン』なコミュニケーションが必要です。モチベーションを構成する要素は大きく以下の5つ。
求められるスキルが多い(技能多様性)
仕事全体を把握できる(タスク完結性)
他者や社会に良い影響を与えている(タスク重要性)
仕事の進め方に関与(自律性)
実践の効果に対する評価(フィードバック)
フィードバックでは、「今回は○○がよかった」「次は○○すればさらによくなる」という2行をメールやチャットに加えるだけで効果的になる。また仕事の意味が明確で、自己肯定感が向上する仕事の任せ方も重要になる。
リモートワークで生産性を高める観点は、
(1)メンバーとの信頼関係
(2)心理的安全性の高い場の創出
(3)仕事の任せ方
(4)評価制度の4つ。