米、国連人権理復帰表明＝前政権の方針撤回

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• 相良 祥之

  地経学研究所 主任研究員

  ・2021年02月09日

  米国が人権理事会に復帰する。いいステートメント。人権理は欠陥がありイスラエルにもひどい。しかし米国の脱退は意味のある変化を促さず、米国の指導力の空白を生み出し、それを権威主義的な国々が利用しただけだった。
  
  とりあえずオブザーバー。次の理事会は2月22日から始まるので、そこで正式な「復帰」を発表するのだろう。ジュネーブの外交団は歓迎するだろう。もちろん、嫌がる国々もたくさんある。
  
  U.S. Decision To Reengage with the UN Human Rights Council
  https://www.state.gov/u-s-decision-to-reengage-with-the-un-human-rights-council/#.YCHNYuuu9Xk.twitter
  
  46th regular session of the Human Rights Council (22 February to 23 March 2021)
  https://www.ohchr.org/EN/HRBodies/HRC/RegularSessions/Session46/Pages/46RegularSession.aspx

注目のコメント

• 武貞 秀士

  拓殖大学大学院 客員教授

  ・2021年02月09日

  ブリンケン米国務長官がトランプ前政権が離脱した国連人権理事会（理事国４７カ国）に復帰すると発表した。バイデン政権が次から次と政策を発表。このテンポでゆくと外交分野に関するかぎり政権発足後１か月でトランプ政権時代の仕事を「消去」してバイデン流に「上書き保存」してしまいそうだ。