TikTok、米国で電子商取引事業の拡大を計画-FT
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面白いですね。決済を含めてECの部分は魅力的なマーケットでありますが、既にプレイヤーが多くいる状況。この中で、各プラットフォームが特徴を活かしつつどのような形でECビジネスを展開するのか。TikTokの場合はインフルエンサーマーケティング的な文脈を活かすのでしょうが、いろいろなECプラットフォームのあり方が出てきそうで興味深いですね
注目のコメント
ちょうど昨日Clubhouseでも話しましたが、今後のTiktokの可能性として、
1.EC連携の加速
2.動画尺の多様化
3.面白動画からの教育コンテンツ等のコンテンツの裾野やLIVEの拡大
4.Toutiaoなど他サービスとの連携
5.Bytedanceの他(決済やBtoB)サービスの拡充と連携
などが考えられます。
その上で、
1.ユーザーベースの拡大
2.広告主の拡充(ハイブランドやCM出稿企業の拡大)
3.グローバル展開の加速
が期待されるところです。
中国の抖音の動きを見ていると、世界で何が起こるかの先行指標になると思いますので、要チェックです。ライブコマースの本命はTikTokとInstagramだと考えているので今後の展開がどうなっていくか要注目です。また、プラットフォーム上の商品の売り買いができるようになると既存の楽天、ZOZOなどのようなECサイトがどう影響を受けるかも注視しています。
先日、クラブハウスで「シリコンバレー在住中国人がECを語る」という部屋がありました。で、米国でもライブコマース(動画生配信とECの融合)はいけるのかという話をしていましたが、「アメリカはモバイルインターネットの導入が中国よりも遅い」「既存の小売が強い」といった否定的な意見が目立っていました。
個人的には分野によってはライブコマースが聞くものもあると思いますし、生配信だけではなく、インスタ的な録画コンテンツからショップへの誘導もきくと思います。ただ、フェイスブックでの商品広告が一時期スーパーカオスになったように、有象無象の販売者を入れれば管理は相当大変になるはず。中国では長年かけてそこをある程度解決する知恵をプラットフォーム企業も消費者も身につけてきたわけで、中国モデルの海外展開はさほど容易ではないのではないかと予想しています。