成績が良い子とそうでない子で回答が真っ二つにわかれる"ある問題"
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1
力持ちの男性が、自分の友人がピアノを動かすのを手伝った。
主語が重なっているので誰が手伝ったかミスリードしやすい文だと思う。
力持ちの男性「は」、自分の友人がピアノを動かすのを手伝った。
が適切かと。
2
力持ちの男が、朝食の間に新聞を読んだ。
想像力が膨らむ文章だと思う。なぜ力持ちの男性は朝食を食べるのか。やはり、体を鍛えるには朝ごはんは大切だ。また、朝食の間に新聞を読むこの方は、時間を大切にする人なんだろう。
と、稚拙な想像力だが、成績だけでなく、想像力も鍛えるべきではないか。ノートの取り方や学習方法を丁寧に教える学校も多いと思いますが、子ども達が自分なりに工夫した学び方が考えられたらそちらを尊重してあげたいものですね。
型の罠にはまらずメタ認知能力を育ててあげることが大切だということがこの記事でよく分かります。メタ認知の有効性について力たらずですが、箇条書きでざっとまとめてみました。
ご参考になれば幸いです。
『成績の良しあしを決めている違いの根本に何があるのかといえば、「メタ認知」の違いである』
という検証結果がある。
・メタ認知とは?
「自分が物事を認知している状態を、客観的に認知している状態」のこと。
・効果
自分自身の思考や行動を正しく理解できるようになる。
セルフマネジメント、セルフモニタリングができるようになり、問題解決や課題達成などを、自分自身の力で伸ばすことができる。
・メタ認知の2つの技能
①メタ認知モニタリング
認知は正常か、適切な戦略がとれているかといった情報を認知から取得する。
②メタ認知コントロール
モニタリングで得た情報とメタ認知知識から、行動や戦略の改善を試みる。
例:仕事をどう対処すればいいのか分からない
→「部長なら経験があるからわかるかもしれない」と認知・発見するのがモニタリングで、「一人で解決しようとせず、まず部長に聞いてみよう」と戦略を策定・実施するのがコントロール。
・メタ認知の高い人と低い人
(高い人)
行動に移す前、または移しながらも「なぜそうするのか」「本当にそれは適切か」と具体性を持った適切な行動をとる。
常に自分の現状を把握しているので、次のステージに向けた成長意欲高く、自信を持った人も多い。
(低い人)
場当たりで、感情任せの行動をとりがち。
自分の現状を俯瞰していないため、相手のことを考えずに一方的な言動をとってしまったり、思い込みが激しいといった点も特徴。
自己肯定感や成長意欲の低さにもつながる。
・トレーニング方法
①自分を客観的・俯瞰的に見る能力を養う。
特に、自分の短所や欠点と認識していることと向き合い、「あのとき、何故こうしてしまったのか」といった状況や理由を分析する。
②フリーライティング
自分の感情を紙に書き出して可視化し、自分を客観的に見てみる。
③瞑想
自分自身に意識を向けることで心を整え、精神を安定させ、自分自身を見つめ直す。