なぜ、日本は「ワクチン後進国」なのか？ 豊田真由子が思う「理由」と「背景」
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日本はワクチン接種に関しては後進国だと思う。HPVワクチンの普及度の低さとか(大きな原因は報道と政府の説明不足によるものだと思う) だがワクチン開発に関しては先進国ではなくなったが普通の国だと思う。
国防といった意味からも巨費を投じられるアメリカや人権を軽視してでも治験を進められる中国など今回で先行しているのは限られた国々。それでいれ過去にはないような異例の早さなので日本の遅れを問題にするよりそれらの国々が凄いって思うしか無いと思う。別にフランスだってドイツ(一部参画してるがそれは国というよりはドイツ系の企業)だってカナダだってまだ国家としてワクチン開発で先行することは出来ていない。
次にワクチン接種の進捗に関して僕は誤解があると思う。
それはイスラエルとか軍事国であるとか危機感があるといった能力や意識の問題より、アメリカとの強いパイプ、そして高くても買えるだけの資金力、そして国として大きすぎず小さすぎずそれでいて感染被害も大きいという『データを取るには最適な国』ということで選ばれたって側面もある。
他に接種が進んでいる国は開発国以外はUAEなど『カネのある小国』しかない。どんな契約されたかなんて公開はされないが、ドイツやフランスなどでも４％程度しか進んでいないことを考えると、接種に関してはワクチン会社との交渉と供給不足が原因のほとんどだと思う。
基本的にはファイザーなどは営利企業なので、より有利な条件で買ってくれるところに優先して売るだろう。また人道的な観点でみれば被害の大きなところに優先されるべきといった事もあるだろう。
僕は現段階では『遅れは仕方がない』と思う。実際に供給が来た段階で、手間取らないように先に接種が進んでいる国々から方法を学び練習しスムーズに接種が進むようにしてもらいたい。豊田真由子さんのこちらの記事、面白いのに NP でも PICK 数が少ないですね…
この辺りにも、日本のワクチン政策や。ワクチン開発の意味や意義の理解への関心の薄さが現れているように感じます
それとも豊田さんご自身がこの記事を PICK されれば、また反応も変わるのでしょうかね。。行政がいつでも戦争が起こり得ることを前提としている国かどうかが、大きな違いなのだろうと感じます。
コロナに関しては、ワクチン開発が迅速に進んだのは、一重にトランプ氏のおかげでしょうね。
コロナ対策はおざなりで感染が蔓延して、嫌でもワクチンが必要な状況に陥ったことがポイント。必要は成功の母です。
イスラエルは、ワクチンに関しては完全に札束交渉です。最初に供給する条件として、通常価格の最低1.5倍で前金で払ったはず。
かつ、データを提供するという条件。
これは、良くも悪しくも平等主義で、とにかく個人情報提供には敏感な日本は真似できません。
早くワクチンを打つ国が高く買えば、結果的に途上国にもスムーズに行き渡るので、札束交渉を感情論で批判するのはナンセンス。こういう感覚を、臨戦国は持っています。
