震災10年、心の復興いまだ途上 「日常で思い出しつらい」が3割
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当時小学校5年生だったと思います。卒業式前日で、授業が午前で終わり、小学校の掃除をして帰宅、家に着くと、ちょうど15時を少し過ぎたくらいだったでしょうか。家のテレビを付けると、どのチャンネルも同じ津波の映像。石川県という地震が少ない地域の小学生ながらの感想は「日本終わった」でした。あの衝撃、というのは今でも覚えています。手を洗いに動くこともできず、ランドセルを置くこともできず、ただ流れる映像から動けませんでした。
そんな衝撃からもはや10年。正直、日常で東日本大震災を思い出すことはゼロに等しく、ふと大学の東北出身の友達と喋っているときに時々話題に上がるくらいです。
それから10年たっても心の復興(復興は適切な言葉だとは個人的に思いませんが)がまだ途上。一刻も早く、苦しみが無くなりますように。もちろん、震災を忘れてはいけないとは思います。ただ、記憶することと、それに苦しんでいる人がいることは分離すべきです。と思います。