あの串カツ田中が放つ「とっておきの秘策」
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ブランドと「出口」を持つ飲食店(川下)が、上流に事業展開していくのは興味深い動きですね。川上展開の方法は、僕の古巣の三菱商事がKFC で行ったもの(店舗→卸→養鶏場)とは異なりますが、外食産業がコロナショック解消策として、このような手法をとる事例が増えてくるかもしれません。
注目のコメント
2008年に創業した串カツ田中。当時は煌びやかな外資の外食チェーンが流行る中で、完全に逆張り。豪華さや見た目よりも、昔から親しまれてきた味と雰囲気で勝負し、その結果ファミリー層をはじめ、学生もサラリーマンも幅広い客層を取り成長してきました。
コロナ禍においても、その企業イメージは継続しており、家庭的なイメージが先行したブランドになっているように感じます。現在では串カツの卸売りをライフ、まいばすけっと、Oisix等で取り扱いを開始しているとのことですが、人々の生活に近い家庭的なプラットフォームとも相性が良く、成長曲線描いていけそうですね。
もはやこの事業領域を最初から狙ってたのではないかというくらい綺麗な事業転換。すばらしいです。串カツ田中は大好きでよく利用させていただきますが、さまざまな施策を見るにつけオンライン予約やテイクアウトデリバリーといったベーシックなものから宮迫さんとのコラボといった奇想天外のものまで数々のチャレンジを実行に移し検証を繰り返している印象です。また全体を通じてお客さんをファンにしようという強い意思、姿勢を感じます。内食や中食、そして海外へのチャレンジも応援しています!
ブランド力が圧倒的にあるので直販冷凍事業は可能性ありそうですね。店舗はブランド体験のショーケースと位置づけつつ、ブランド力を活用し周辺売り上げを獲得していく、セブンでのコラボの多い蒙古タンメン中本などが参考になりそうです。