ソフトバンク、6年ぶりの社長交代。異色の経歴の宮川氏は孫さんの厚い信頼に応えられるか
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多くの日本企業が海外企業の買収を試みては、経営回復や統合に失敗する中で、宮川さんはスプリントの再建を成功させた経験と手腕をお持ちです。孫さんの命を受け、カンザスのスプリント本社に乗り込み、最初は外様として警戒され、情報も出してもらず、指示にも背かれるなど、多くの困難があったそうです。それでも逃げだすことなく挑み続け、結果を出されたました。
改めて過去の記事を読み、刺激を受けました。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO13775810X00C17A3000000/
https://xtech.nikkei.com/it/atcl/ncd/17/051800021/ソフトバンクは伝統的には営業系の役員陣が強かった記憶がありますので、宮川さんが社長になられたというのは、大きな出来事だと思います。
ソフトバンクグループが海外中心となっている中で、国内事業だけでなく、スプリントの立て直しをマルセロ氏と共にされた事が、経験と実績という意味だけでなく、グループのボードメンバーとのリレーション構築という大きな意味を持ったのではないでしょうか。宮川氏のキャリアとしては通信が主体。一方でZ(Yahoo)とLINEの統合含め、子会社含めたソフトバンクという観点では、ネットサービス起点のEC・金融が変化が大きいところ。
通信側ではもちろん5Gの話はあるが、ソフトバンクとして経営の力点を通信とネットサービスやそれに伴うサービスのどちらにふるか(また両方ならその強度をどう維持するか)に注目したい。