マザーハウスからチョコレートが誕生。「美味しくなければサステナブルじゃない」。その意味は?
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「美味しくなければ、サステナブルじゃない」。これはチョコレートの価値が美味しさにあるという意味に加え、人々に選ばれて長く続くビジネスとしなければ取引している途上国の農園等の生活が立ち行かなくなるという責任を意識した発言のように見受けられます。
SDGsやエシカル消費が流行する以前から、持続可能なモノづくりに携わってきたマザーハウス。途上国の労使問題に真剣に取り組み、自社商品のカバンを回収してリメイクするプロジェクトなども行っています。アパレル業界を先導するサステナビリティに向けた姿勢は、学ぶ所も多いと思います。「美味しくなければ、サステナブルじゃない」
本当にそう思います。注目を浴びてみんなに意識してもらうのも大事ですが、なるべく一過性のものにせず、無理せず日常に取り入れ続けられることが大事ですよね。このサムネイルのチョコレート、パッケージじゃなくて中身だったのですね。しかも人工着色料は不使用で、天然素材のみを使っているのですと。
特に、『売る人が作る人よりも“上の立場”にいる、という構造が問題』という言葉について。
この構造は、本来『売る人』にとっては権益が保障されるので、問題があることは認めていても黙っておく、ということは決して少なくありません。
これを『売る人』側の立場の方が明言されたことは、称賛に値するのではないかと。
そしてタイトルにもある『とにかく美味しくなければ、サステナブルじゃない』という言葉。
これは「からだにユーグレナ」ブランドを全面刷新したユーグレナ社の方針にも通じるものを感じます。
何かを守るために、何かを我慢するのはおかしい。
我慢は持続可能ではありません。皆が快く手を取り合える世界を創ることこそ、本当のサステナビリティの追求なのではないでしょうか。