半導体、持たざる経営に転機 有事に供給リスク
日本経済新聞
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半導体は開発部門は微細化、高速化、省電力化が前提となり、資金注入や人材確保で言えば、韓国でも中国でもなく、米国が圧倒的です。
しかし今の課題は川上の開発でなく、製造と物流の川中から川下が細っているということであり、日本がさんざん負けて半導体から撤退した理由が市況産業のボラティリティについて行けなかったことだとすれば、ナゼまたそこのレッドオーシャンに何も考えずに突っ込むのかと、大きな疑問を感じえません。
半導体は開発に多額の投資が必要であり、それを長期的にプライスに載せることで後半で利益を回収する仕組みです。その事業特性は何ら変わっていません。そこを理解せずして、製造だけを他社のライセンス生産で行うなら、大赤字になるのは火を見るより明らかです。
製販は基本的には受給バランスです。だからいつかは平準化して行く。その時に無計画に内製化した設備と人員をどうリストラして行くのか。
このゲーム(市場)はどの様なルール(事業特性)であり、どの様なプレイヤー(資金力、組織力)が勝つのかを見極めることが大事です。