【削除されました】養殖物2021年2月6日(土)
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おはようございます。
「広告批評」の編集長だった天野祐吉氏のファンでした。
22歳、就職活動の時、就活生相手の催しで天野氏が登壇するというだけで、受ける気もないリクルートに出向いたんですが、その時のテーマが面白かったです。
「広告とは批評行為である」。
ここにガラスのコップがあるとする。
コレ自体はガラスでできたモノに過ぎない。
しかしこれを「コップ」と名付けることで用途が提案されたりする。つまりこれは批評行為なのである。
…といったような要旨のことです。
ひろさちや氏に『「般若心経」生き方のヒント』という本があるのですが、その中のあるエピソードを連想しました。
簡単に書くとこんなエピソード。
-----山の中の庵で質素に暮らす僧のところに旅人が訪れ、一夜の宿を願い快諾される。ところが旅人は仰天する。
食事のときに出された器は、旅人に足洗い用に供されたものと同じだったからだ。
しかし僧にとっては 器は「器」でしかない。
第一洗っているのだから何の問題もない。
「足洗用」だの「食事用」だのと区別する意味がない。----
ここでいう「意味付け」とは、色即是空の「色」の部分だと思います。
天野氏の「広告とは批評行為である」というフレーズの中の「批評行為」とはこの「意味づけ」と同じではないでしょうか。あるいは「特定の意味付けを提案する試み」。
般若心経ではそういう意味づけは「色」であり、そこからの解放こそが「解脱」なのだろうと思いますが、私が天野氏の好きなところは「人間主義」的な事。 そういった「まがまがしさ」や「いかがわしさ」も人間の面白さとして肯定してゆくところでした。
だって【解脱】してしまったらこの世のあらゆる「表現行為」は意味をなさなくなるはず。
「表現行為」とはまさに解脱の真逆をいく欲求の現れだと思いません?
そんな事を思い起こした冬みたいな春みたいな季節のひととき。
明日は久々にカルテット仲間がうちに集まりメンデルスゾーンの弦楽四重奏曲第4番の練習をします。マスクして弾くんですよー…!
※PDFですが、こちらの書評が非常に面白いのでご紹介します。
『私説 広告5千年史(新潮選書}』
http://www.yhmf.jp/pdf/activity/adstudies/vol_47_04.pdf先日久々にスーツを着ましたが、もはや着れるサイズは2着しかなく、しかもウェストがキツクなってきました。
このご時世で今更スーツを買う気など全くないので、やはりダイエットしか方法がなさそうです。
コロナを言い訳に最近は太り散らかしていたので、もう一度頑張ります。
【今日の歴史】
1898年ハバナ港でアメリカの軍艦メイン号が機関の故障で爆沈。
これをスペインの陰謀だと新聞は大々的に報じ、これを口実にアメリカはスペインに宣戦を布告した。
4ヶ月の戦いの末1898年の今日、パリ条約で、スペインからキューバ、フィリピン、プエルトリコ、グアムを獲得した。
米西戦争は帝国主義的拡大を目論むアメリカ政府と、戦争による部数拡大を狙うジャーナリズムが結託して起こした戦争であった。こんばんは.
広域性通信制高校サポート校・CAP高等学院を設立してまもなく1年になります.
新年度に向けて改めて,高校卒業資格,つまり単位取得の方法やそれに伴う生徒さんのカリキュラムの反映などを考えています.
今さらかよ!みたいに思うかもしれませんが,自分の設立した学びの場には,捉え方次第では物凄い可能性があることに気づき,まだまだ最適に使えていなかったと少しだけ落ち込んでいます.
今月は少し本気でその可能性を深掘りしていきたいと思っています.
皆さん本日も素敵な1日をお過ごし下さいね!