野村ホールディングスの完全子会社。野村グループのコア業務の証券業務を担う中核会社。資本市場を通じて、個人投資家や企業に対し、資産運用・資金調達などのサービスを提供。
業績
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これらに加えて野村のレポートを、月5000円弱でサブスクする個人がいるとすれば、既にプロに近い方々で、「幅広い層の顧客取り込み」に資するのかどうか…
有料化は、恐らくMIFID2の絡みでやむを得なかったのかもしれませんが、個人の裾野を広げるなら、ややマニアックな機関投資家向けアナリストやプロダクトをリサイクルするよりも、個人に近い人々に投資を語ってもらう方が、むしろ投資のハードルを下げるのではという印象です。
https://note.com/_funeo/n/nf690ada67c0e
レポートの有料配信自体は他の証券会社含め、長年検討されたケースがあったでしょうし、月額制でなく、日経テレコンなどにペイパービューでの配信も可能性としてあったと思います。
なぜ今のタイミングで始まったかという背景が気になるところです。
後は価格帯ですが日経電子版より高い設定なので個人として契約する場合は結構高めですが既存の機関投資家などの法人契約者との兼ね合いもありあまり下げられないのでしょうか。
2018年施行なので直接的な関係かは、今更感ありますが、アナリストチームの維持のために稼ぐ場所探すってことですかね?
単価低くして数取りに行くか、数少ないプロ向けにきっちり高くするかですが、真ん中くらいですかね。
このくらいの値段であれば、会社シニア層と話合わせるために購読はしていた、今となっては中身もあるんだがよくわからない日経新聞を解約して、こっちにしようかなという値段感。
微妙に50本までしか読めないというのがクールでないですね。どうせそんなに読まないので問題ではないですけど、こういうところに、要件定義の意思決定プロセスで、途中チャチャ入ったんだろうなと想像できる。
口座開設しなくてよければ、購読してみたいと思います。
マス向けにレポートの質が低下していないことを祈ります。
ちなみに、ネット証券で見れる個人向けのレポートと、機関投資家向けのレポートは趣旨が違います。
データの集計やインタビューに膨大な時間を費やしており、買いか売りの推奨やターゲットプライスに意味はなく、自分の代わりに調査してくれるコストを支払います。
問題は、そのコストが証券会社に支払う他の手数料とごっちゃになって、多額の調査コストを支払っていたアクティブファンドのパフォーマンスが、インデックスファンドのパフォーマンスを上回らないどころか、むしろ低いことでした。
そこで、一回分離してみましょうということで、MiFID2ということです。その後どうなっているのかは、私もしばらくキャッチアップしてませんが、エッジの効いていたアナリストの方々はまだ生き残ってはいらっしゃるので、一定の需要は続いているのでしょう。
それらの意味のある活動をきっちりマネタイズしていただきたいですね。
コンテンツサブスクで数量限定で成功したものあっただろうか?リード的な観点で、口座開設していれば月〇本とか、口座開設していなければ情報登録で月〇本という、日経電子版みたいな限定はありだと思うが、課金までする領域は無制限にしたほうが価値訴求できると思う(価格がネックであれば、価格をもっと上げるほうがまだよいと思う)。
五十本4950円で出すなら良質なものだけに限定しないと、ニュース速報まとめ的なものを引いてしまった時にガッカリしてしまいそう。
ただ、例えば、みなさんであれば、経営コンサルタントで「10万円/月で数時間」という契約をされますか?
本気でやるのであれば、その金額、その時間では、成果は期待できませんよね?
やるのであれば、「数百万円/年間、成果定義はこれ」という契約ではないでしょうか?
4950円/月という金額で、何かが得られるのであれば、それは野村證券さんの大盤振る舞いだと思います。
※個人的な見解であり、所属する会社、組織とは全く関係ありません